リサイクルは愛

 環境問題が叫ばれ出して久しいが、、中でも循環型社会の構築は、最重要課題の一つとされている。人が取り出し、造り出し、使用し、消費して来た物の全てを、今後は人類社会の枠内でのみ、合理的なエネルギーを使って、完全にリサイクルする。それが、循環型社会構築を完成させるための必須条件である事は間違いない。
 京都府南部の木津川市に、株式会社アライの森と言う、古紙卸売業を営む会社としては、一風変わった社名の会社がある。この会社は、古紙のリサイクルについて、次のようなことを言っている。
 “古紙リサイクルの行程を完結させるなかで、いちばん難しい課題とされているのは、手前味噌になるかも知れないが、古紙回収システムの合理化と、安定化である。現在は、そのための様々な組織や、機関も出来上がりつつあり、その方策としても、数々の優れた理論が具体的に示され、語られ、そして実施されてはいる。しかし、ここで忘れてならないのは、地球環境の問題点や、そこから導き出される循環型社会構築の必要性に対する、現代人の基本的な心の持ち様を確立する、という作業そのものではあるまいか。その上で、社会の人々が、リサイクルに対する、基本的な概念をも確認し、共有する事が大切なのではないだろうか。では、基本的な心の持ち様、そして、リサイクルについての基本的な概念の支柱と成るのは何か。それは、愛という言葉の持つ意義に対する、再認識への試みである。愛という言葉から、拘りを捨てよう。すなわち、地球上に存在する、あらゆるものー存在の全てーに対する深く、そして平等で、こだわりの無い愛。その様な愛の心を持って、存在の全てを愛しむ、という事である。
人々が皆、このように、愛についての認識に変改を成し遂げる事が出来た時、この世に於ける「人類」と「他」との存在は調和を保ち始め、戸惑いの中にあったリサイクルシステムは、大河の流れのようにスムーズに動き出す。”と・・・・。
 妻や、子や、友人、恋人、愛車、一番お気に入りの着物、やっと手に入れた我が家、そして両親。それらと同じ様に、山も川も、石ころも蛇も、ムカデもげじげじも、空も土も、血も涙も、鉄も毒も、紙も花も・・・・・・・・・・。
全てを分け隔てなく、愛しむ、そのように心を変改しなければ!
 そう言って、株式会社アライの森は、企業理念として、その社名と共に「リサイクルは愛」、を掲げている。
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by morinonusi | 2007-06-11 18:22 | Comments(0)  

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