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心に残るあの一言

 「やってしもうた失敗は、しゃあないやないか。何とかなるよ。そんなに心配するな。しばらくの間、一から努力続けたら、必ずもとにもどるもんや」。・・・ミスを犯した営業マンの報告に、社長が優しさと、寛容と、リーダーとしての威厳をもった笑みを浮かべながら言った一言、“覆水盆に返らず”の対極をなす言葉として。

 「仕事もある意味、ゲーム感覚でやってますよ。そうでなきゃーあなた、楽しく仕事が出来ませんからね。ハハハハハ」。・・・・東証一部上場会社の代表取締役専務の一言。なにか、ホッと肩の力を抜く事が出来る気がした。

 「現場で社員と一緒に汗を流すのもいいけどね。現場という字は、分解したらあんた、王が見る場やからね。そこんとこ、わりと大事な事とちゃうんかなー」・・・・現場を大切にする社長を諭すように、親しい社長が、アドバイスとして言った一言。

 折につけ思い出す一言ではある。
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by morinonusi | 2007-06-29 02:06 | Comments(0)  

時と光

 時の流れは速い。あっと言う間に、何もかもが過ぎ去ってしまう。
 時の流れを、速度で表すとすれば、光のそれと同じなのかもしれない。だとすれば・・・・・・
 仮に、人生を60歳まで生きると、その人は、60光年もの遠い道のりを、旅した事になるのだろうか。
 そう思えば、短いものと思っていた人生は、とてつもなく永く、じっとただ、生きているだけでも実に偉大で、何物にも代えがたい大切な、そして、華麗なステージのように思えてくる。
 せかせかと、忙しげに歩き回り、過ごしてきた今日、やっと立ち止まって、そんなふうに思いながら、やっぱり貴重だった、今、僕の一日が終わろうとしている。
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by morinonusi | 2007-06-16 21:36 | Comments(0)  

イマジン

 出張からの帰路、カーラジオからジョン レノン、イマジンの歌詞が日本語訳で流れてきていた。似ている。仏教者、ひろ さちやの<般若心経現代語訳>の内容によく似ている。そう思った。ひろ さちやの訳「・・・物質的存在がすなわち空、空がすなわち物質的存在なのだ。・・・すべての存在に実体がない・・・仏教で説かれてきた“四つの真理”もなく、智もなければ得もない。もともと得るということがないからである。・・・往き、往きて、彼岸に達せる者よ。まったき彼岸に達せる者よ。悟りあれ、幸あれ」。 そしてジョンの歌詞「・・・仰げば空があるだけさ・・・国もなく・・・殺す理由も、死ぬ理由も、宗教だってない・・・貪欲も、飢餓もなくなり・・・」と続く。
 この二つの詩の内容を比べながら、ジョンがビートルズの一時期、インドへ行き、マハリシ・マヘン・ヨギ(一種の食わせ物であったらしいが)のもとに滞在していたことがあったことも思い出した。
 ・・・そして、想った・・・きっとそうだ・・・
 “奇跡”のキリスト教世界から、“神秘”に包まれた仏教的東洋思想の世界を、ジョンが垣間見た時、世界観について、それまで感じたことのない新しい認識を、彼はある意味漠然と感じ取ったのではなかろうか。そしてこの曲が生まれた。
 よく言われるように、“共産主義の歌”でも、“反戦歌”でもない。イマジンはまさしく、ジョン レノンが描いた理想郷ー彼岸と考えてもよい、を魂を込めて世にメッセージした、彼の代表作にふさわしい名曲である。
 ・・・たとえ間違っていても、たとえひとりよがりだと笑われても、かまわない、そう解釈したい、永遠のヒーロー、彼の岸へ至れし男、ジョン レノンのために・・・
 国道をそれて、我が家への曲がりくねったアスファルト道を直射するヘッドライトの帯を追いながら、そう思った。

 
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by morinonusi | 2007-06-15 19:57 | Comments(0)  

リサイクルは愛

 環境問題が叫ばれ出して久しいが、、中でも循環型社会の構築は、最重要課題の一つとされている。人が取り出し、造り出し、使用し、消費して来た物の全てを、今後は人類社会の枠内でのみ、合理的なエネルギーを使って、完全にリサイクルする。それが、循環型社会構築を完成させるための必須条件である事は間違いない。
 京都府南部の木津川市に、株式会社アライの森と言う、古紙卸売業を営む会社としては、一風変わった社名の会社がある。この会社は、古紙のリサイクルについて、次のようなことを言っている。
 “古紙リサイクルの行程を完結させるなかで、いちばん難しい課題とされているのは、手前味噌になるかも知れないが、古紙回収システムの合理化と、安定化である。現在は、そのための様々な組織や、機関も出来上がりつつあり、その方策としても、数々の優れた理論が具体的に示され、語られ、そして実施されてはいる。しかし、ここで忘れてならないのは、地球環境の問題点や、そこから導き出される循環型社会構築の必要性に対する、現代人の基本的な心の持ち様を確立する、という作業そのものではあるまいか。その上で、社会の人々が、リサイクルに対する、基本的な概念をも確認し、共有する事が大切なのではないだろうか。では、基本的な心の持ち様、そして、リサイクルについての基本的な概念の支柱と成るのは何か。それは、愛という言葉の持つ意義に対する、再認識への試みである。愛という言葉から、拘りを捨てよう。すなわち、地球上に存在する、あらゆるものー存在の全てーに対する深く、そして平等で、こだわりの無い愛。その様な愛の心を持って、存在の全てを愛しむ、という事である。
人々が皆、このように、愛についての認識に変改を成し遂げる事が出来た時、この世に於ける「人類」と「他」との存在は調和を保ち始め、戸惑いの中にあったリサイクルシステムは、大河の流れのようにスムーズに動き出す。”と・・・・。
 妻や、子や、友人、恋人、愛車、一番お気に入りの着物、やっと手に入れた我が家、そして両親。それらと同じ様に、山も川も、石ころも蛇も、ムカデもげじげじも、空も土も、血も涙も、鉄も毒も、紙も花も・・・・・・・・・・。
全てを分け隔てなく、愛しむ、そのように心を変改しなければ!
 そう言って、株式会社アライの森は、企業理念として、その社名と共に「リサイクルは愛」、を掲げている。
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by morinonusi | 2007-06-11 18:22 | Comments(0)  

美しさについて

 仕事上での「営業日誌」は、ずっと記し続けてきたが・・・いざブログに投稿、となると少し戸惑う。
 けど、今日はブログを開設した記念すべき日。 美について、この頃感じている事を記してみよう。
 破壊された物の、残骸に見る美しさ。使い古され、捨てられた物に見る、枯れて煤けて、悲哀に満ちた美しさ。永い時を経て、なお在り続ける物の、圧倒されるような美しさ。そして、ありふれた“物”ただの“物”を愛しむ時に感じる深みのある美しさ。

 そんな美しさを知る事も、幸せ感を得る場所への、一歩になるのかも知れない。
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by morinonusi | 2007-06-09 20:58 | Comments(0)