嬉しいけれどちょっと残念毎日報道

 11月7日付毎日新聞に、古紙ドライブスルーユーカリ木津川店の記事が、写真入りで掲載され施設の内容等が、詳しく紹介された。
 記事は、 無人無料で、収集費用と分別の手間がはぶける面白いシステムと評価いただいたうえ、監視カメラや各種案内表示板の記載内容、採算についての推測、他にも9店舗を展開、などが新井社長の談話入りで書かれている。さらに、古紙を出しに訪れた男性会社員が「休日に部屋を掃除したら大量に古新聞などが出てきた。市のごみ焼却場は休みで困っていたが、この収集所は大助かり。無料だし、ドライブスルー方式で手軽に捨てられる」と喜んで下さっているというインタビューの様子も描かれ、最後は、この回収方法がこれから普及していくかどうか分からないが、「無人で、気兼ねなく利用できる」と、忙しい現代人にはありがたいシステムといえそうだ。で結ばれている。
 中小企業にとって「話題性」を持つという事は、大切な経営要素の一つである。
 したがって、地域ニュースページでの掲載記事とはいえ、マスメディアにこうして大きくしかも肯定的に紹介された事は、古紙ドライブスルーユーカリ全店とそれを運営する株式会社アライの森にとって幸運な出来事であると同時に、本邦初の試みである新しいシステムが、ある程度認められつつある証しであるとも考えられ、喜ばしいかぎりであった。
 ただ、一つ残念に思えたのは、大見出しに「無人無料ごみ収集所」とある「ごみ」という文言である。「ごみ」とは「濁水にとけてまじっている泥。(又は)物の役に立たず、ない方がよいもの」(広辞苑)をさして言う。この定義をひもとくまでもなく、古紙は、はるか平安の時代から再生できる大切な資源とされてきていることからして、ごみとは、明らかに一線を画する物である。毛頭、「ごみ」という認識を持たないできた古紙業者からすれば、不満な思いが残ってしまう。
 しかし、ひるがえって良識の府であるべきマスメディアにおける古紙に対する認識が、ごみの範疇にあるのは、一般社会の人々のそれも同様であろうと気づくのが、古紙業界人にとって大切なことであるといえるのではなかろうか。
 今、人類にとっての地球環境が危機に瀕している、と叫ばれている。
 そして、人類にとっての良い地球環境を取り戻す方策の大切な一つとして、循環型社会の構築が世界共通の課題として提唱されている。
 ごみをなくし、資源を地球に求めず、人間社会の枠内に求める。このように考えを進めて行く時、私達は、古紙を決してごみと認識してしまってはならない。古紙業界人は、このような考え方、認識の仕方についての社会に対する啓蒙活動も忘れず積極的に鋭意努力を致すべきである。
 株式会社アライの森一同、特に古紙ドライブスルーユーカリ運営スタッフ一同は、このようなところに思いをめぐらし、輝く眼差しで毎日新聞の記事をよみかえしながら、明日からの仕事へのチャレンジに胸をふくらませている。
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by morinonusi | 2007-11-09 18:49 | Comments(0)  

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